MHCトリプルウィン 給与計算の委託・アウトソーシングサービス
Interview

導入企業インタビュー

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ひかり味噌󠄀株式会社 様

「品質」へのこだわりを、バックオフィスにも。
3社同時のベンダー切り替えで見えた、戦略的人事への道筋。

「自然の恵み、いただきます。」をブランドステートメントに掲げ、素材と製法にこだわった味噌を世界中に届けているひかり味噌󠄀株式会社。
同社では、グループ3社を含む給与計算・社会保険業務のアウトソーシング先として、MHCトリプルウィンを選定いただきました。以前の委託先での課題、導入プロジェクトでの激動の日々、そして「戦略的人事」へのシフトを目指す今後の展望について、執行役員 人事総務本部長の横井様と、人事総務課長の佐藤様にお話を伺いました。

ひかり味噌󠄀株式会社 様
業種 味噌󠄀、即席味噌󠄀汁及び加工食品の製造販売
従業員数 300名 (2026年3月末現在)
担当部署 人事総務本部

まずは、アウトソーシング先を検討された背景と、当時の課題について教えてください。

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

一番の背景には、我々の「品質」へのこだわりがあります。
当社は企業文化として「自然の恵み、いただきます。」というステートメントを掲げ、お客様に提供する商品の品質を何より大切にしています。
しかし、アウトソーシングを検討する前は、従業員へ提供するサービス、つまり人事労務などのバックオフィス業務において、その基盤が揺らいでいる状況でした。
以前の委託先ではミスが立て続けに起こるなど、安心して任せられない場面が増えていました。
本来、システムベンダー側が気づくべき単純な設定ミスが見過ごされ、そのまま給与計算が走ってしまい、従業員からの指摘で初めて発覚することもありました。

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佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

現場としても、非常に苦しい状況でした。
給与計算はミスが許されない業務ですが、委託先から戻ってきたデータにチェック漏れが多く、「お金を払って委託しているのに、なぜ私たちが再チェックし、心理的負担を負わなければならないのか」という不信感が募っていました。
特に大変だったのが賞与計算です。以前のベンダーは一部の賞与計算に対応してもらえず、私たちが自社で計算を行い、その結果データだけをシステムに入力するというアナログな対応を強いられていました。
これでは委託している意味が薄れてしまうと感じていました。

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数あるベンダーの中で、MHCトリプルウィンを選んだ「決め手」は何だったのでしょうか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

まず絶対条件だったのが、当社のタイトなスケジュールへの対応力です。
当社の給与支払いは、勤怠の締めから振込までの期間が非常に短く、正確に処理できる安定した基盤を持って対応いただける会社は、探してみると本当に数社しかありませんでした。
その上で、MHCトリプルウィンさんを選んだのは「提案力」「対応力」、そして「安心感」です。
安価なSaaS(Software as a Service)のようなシステムに我々の業務を合わせるのではなく、こちらの要望に対してしっかりとシステムや運用を作り込んでくれる姿勢がありました。

佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

システム選定時、MHCトリプルウィンさんは単に「データをもらったら処理します」という受動的なスタンスではありませんでした。
「効率よく進めるためにデータをこう整形しましょう」「入り口の時点でこう整理しましょう」といった、運用の根本から一緒に整理してくれる提案力がありました。
私たち人事総務部門では、給与計算については3名体制(東京・飯島工場併せて)で動いており、全員が専任でないため、人員リソースが限られています。
だからこそ、単なる代行ではなく、業務プロセス自体を安心しておまかせできるパートナーが必要だったのです。

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コスト面での比較もあったかと思いますが、経営陣への説得はどのように進めましたか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

正直なところ、コストは以前のベンダーより上がりました。
しかし、経営陣には「人を増やすのか、質の高いシステムを入れるのか」という選択肢を提示しました。
安価なシステムを入れても、結局社内の人間が手を動かし、チェックに時間を割くのであれば意味がありません。
今回のシステムでは、従業員自身が入力するESS(Employee Self Service)の導入などによる入り口部分から効率化を図り、プロに任せることで人事総務メンバーが本来やるべき業務に集中できる体制を作る。その「付加価値」を説明し、承認を得ました。

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導入プロジェクトはどのように進みましたか? MHCトリプルウィンの対応で印象に残っていることはありますか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

まず驚いたのは、参画してくださったスタッフの人数と熱量です。
給与、勤怠、社会保険それぞれの専門スタッフの方々など、総勢10名以上の方に関わっていただきました。
打ち合わせの回数も凄まじく、給与だけで14〜15回、勤怠も含めると膨大な回数を重ね、毎回「宿題」をこなしながら詳細を詰めていきました。
私たちが曖昧にしていた部分や気づかない不整合に対しても、プロの視点で鋭く切り込み、課題を着実に解消してくれた点が、特に印象的でした。

佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

導入時はこちらの都合でデータ提出が遅れてしまうこともあったのですが、柔軟かつ粘り強く対応していただきました。
「できません」と否定するのではなく、常に「こうすれば間に合います」「こういうやり方があります」と代案をセットで提案してくださる姿勢に、何度も救われました。
4月のカットオーバーという絶対的な納期に対し、プロフェッショナルとして必ず成功させるという強い意思が感じられ、非常に高い信頼感を持つことができました。

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導入後、業務の標準化や効率化といった面でどのような変化がありましたか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

属人化の解消が大きく進みました。
MHCトリプルウィンさんが当社に即したマニュアルを作成してくれたことで、担当者が変わっても一定の品質を保てる体制が整いつつあります。
以前は過去の資料を個人的に探さないと分からない状態でしたが、今は履歴データも整備され、誰が見ても分かる状態になりました。
また、従業員向けには「ナビゲーション機能」が導入され、結婚や引越しなどのライフイベント発生時に、従業員自身が何を申請すべきか迷わずに済むようになりました。

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佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

これまでは「人事総務に聞けば何でも答えてくれる」という状況に少なからず依存していた部分もあったかと思いますが、ナビゲーション機能によって従業員自身が必要な手続きを理解し、自己解決できる環境が整いました。
「面倒だから答えない」のではなく、「調べればすぐに分かる環境を用意する」ことが、双方にとってのストレス軽減と業務効率化につながっています。
浮いたリソースを、本来人事総務がやるべき付加価値の高い仕事に向けられるようになったのは大きな変化です。

逆に、導入後に見えてきた課題や、苦労した点はありますか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

セキュリティ強化の裏返しでもあるのですが、システムへのアクセス制限を厳しくしたことで、一部の現場で不便が生じたことです。
今回は強固なセキュリティを目指したことにより、社内VPN経由でないとアクセスできない仕様にしました。
その結果、自分専用のPCを持たない工場のスタッフなどが、年末調整の申請などを手軽に行えず、紙での対応に戻ってしまった部分があります。
ここは今後、MHCトリプルウィンさんと連携し、解決すべき課題だと捉えています。

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今後、人事戦略としてどのような展望を描いていますか?

横井様(執行役員 人事総務本部 本部長)

人事戦略においては、データに基づく人材マネジメントへの転換を進めていきます。
将来的にはAI を活用した人事データの分析・活用を推進し、採用、配置、育成、評価などの精度を高めることで、個々の能力を最大限に引き出す仕組みを構築します。
これにより、変化の激しい時代に柔軟に対応できる組織づくりを実現し、時代の変化に取り残されることなく、人と組織が持続的に成⻑できる人事戦略を目指します。
その実現に向けて、MHC トリプルウィンさんと連携し、システムのAI 化を共に推進していきたいと考えています。

佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

私のミッションは、スタッフの育成と戦略的人事の実現です。
東京の若手スタッフや工場のベテランスタッフまで、一人ひとりが単なる事務処理にとどまらず、経営視点を持って会社の成⻑に貢献できる人材へと成⻑してもらうことを重視しています。
そのために、人事を「管理部門」ではなく「経営のパートナー」と位置づけ、組織課題や事業戦略と連動した人材育成・配置・制度設計に取り組んでいきたいと考えています。
また、MHC トリプルウィンさんという強力なパートナーが人事運用を支えてくれているという安心感を基盤に、私たちはよりクリエイティブで付加価値の高い領域に注力し、会社の成⻑に直結する人事戦略を描いていきたいと考えています。

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最後に、MHCトリプルウィンへのメッセージをお願いします。

佐藤様(人事総務本部 人事総務課 課長)

導入時から運用フェーズに入った今でも、運用チーム並びに構築チーム変わらず並走していただきありがとうございます。
こちらの要望に対して「言われたことだけやる」のではなく、プロとしての知見で「違和感」を指摘してくれるリマインドや、積極的な提案にいつも助けられています。
私たちが手を抜いてしまえば双方にとって良くない結果になることを理解し、時には厳しく、かつ親身に伴走していただいたことに感謝しています。
これからも私たちの「戦略的パートナー」として、末永くお力添えをお願いいたします。

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